天安門事件で民主化支持したジャッキー・チェン、31年前の姿を香港俳優が皮肉たっぷり紹介

Record China    2020年6月5日(金) 11時50分

拡大

1989年の天安門事件から31年目を迎えた4日、香港の俳優チャップマン・トーが、当時学生たちを支持したジャッキー・チェンの集会参加時の写真をSNSに投稿し、31年後の姿と比較して皮肉っている。

1989年の天安門事件から31年目を迎えた4日、香港の俳優チャップマン・トー(杜[シ文]澤)が、当時学生たちを支持したジャッキー・チェン(成龍)の集会参加時の写真をSNSに投稿し、31年後の今の姿と比較して皮肉っている。

天安門事件からちょうど31年目となった4日未明、チャップマン・トーが当時、香港で行われて芸能人も参加した抗議集会の写真をフェイスブックに投稿。そこには若かりし頃のジャッキー・チェンの姿も含まれるが、これに対してチャップマン・トーは、「もし国家安全法が時をさかのぼって施行されたら、こういう輩(やから)は銃殺されるんじゃないの?」と皮肉を込めたメッセージを添えている。

この皮肉の裏にあるのは、中国が先月末に導入を決定した香港版「国家安全法」について、ジャッキー・チェンが率先して支持を表明したことだ。ジャッキー・チェンはじめ、芸能界や関連団体から2605人が連名で声明文を発表し、これが中国への忠誠心アピールだと批判を浴びている。

なお、チャップマン・トーは4日午後にも、今度は同集会からジャッキー・チェンだけの写真をフェイスブックに投稿。当時の雑誌あるいは新聞から切り取ったと思われるこの写真には、集会でジャッキー・チェンが語ったメッセージ「あらゆる中国人は、専制強権に頭を垂れてはならない」との言葉が印刷されており、さらに皮肉に満ちたものとなっている。(Mathilda

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携