2013年も華流芸能界ではおめでたい話題から世間を騒がせた事件までさまざまな出来事があった。その中から10大ニュースをセレクトしてご紹介する。第1回は奇天烈な抗日ドラマの流行終了。

【その他の写真】

中国では今年、奇想天外なキテレツ抗日戦争ドラマへの批判が高まった。武術の達人が素手で日本兵を真っ二つにしたり、手りゅう弾を投げて戦闘機を撃墜したりとリアリティーがゼロのドラマが量産され、中国共産党の正しい抗日戦争の知識が広がらないと苦言が呈された。

抗日戦争ドラマを量産してきた横店映画村では毎月10本以上も抗日戦争ドラマが撮影されていたが、世間からのバッシングや中国政府による規制強化を受け、撮影本数が大幅に減った。また、作り過ぎたためかすでにネタ切れ状態で、ある映画会社の広報担当者は「良い脚本がない」と嘆いている。（編集/TH）