今後も国際社会に訴え続ける、細菌戦裁判原告団

Record China    2007年5月19日(土) 21時50分

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2007年5月18日午前、旧日本軍による細菌戦被害を訴えていた中国原告団は記者会見を開いた。9日に最高裁が原告らの訴えを棄却したことに対し、抗議声明を発表し、合法で友好的なルートを通じて、今後も正当な要求を訴え続けていくと話した。

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2007年5月18日午前、旧日本軍による細菌戦被害を訴えていた中国原告団は記者会見を開いた。9日に最高裁が原告らの訴えを棄却したことに対し、抗議声明を発表した。

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声明は、「最高裁の判決は、法律上は政府の戦争責任を回避するものであり、事実上は中国の細菌戦被害者の司法による救済を放棄するものであり、そして結果的には国家による人道に対する罪を野放しにする、誤った判決である」と述べた。***

細菌戦の被害者・遺族ら180人は、1997年の起訴以来10年にわたる裁判を争ってきた。2002年の東京地方裁判所、2005年の東京高等裁判所、そして今回の最高裁をいずれも要求は認められなかった。この間、無念のうちに55人の原告が死去したという。しかし最高裁判所の判決により上告の道は閉ざされたが、原告団らはまだあきらめていないという。合法で友好的なルートを通じて、今後も正当な要求を訴え続けていくと話した。(翻訳/編集・KT)

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