〈一帯一路実践談19〉1988年百聞は一見にしかず、代表団派遣20余

小島康誉    2020年5月30日(土) 16時20分

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今回は、新疆ウイグル自治区への代表団派遣を紹介したい。写真は海部俊樹元首相を王楽泉新疆党書記へ紹介する筆者。

レコードチャイナとの不思議な縁で1月末に始まった〈一帯一路実践談〉は、遥か離れたシルクロード新疆で、国際協力を30数年も実践してきた日本人がいたのを初めて知ったなどと、嬉しい反響をいただいている。愛読者に御礼申し上げます。今回は、新疆ウイグル自治区への代表団派遣を紹介したい。

世界には約200の国家がある。民族は約3300と言われている。それぞれの歴史・宗教・文化・体制・国益……は異なる。相互理解はたいへん困難である。インターネットなどの発展は相互理解を推進している一方で、相互理解をより複雑化しているともいえる。


(日中友好協会代表団、左2は現日中友好協会理事長の岡崎温氏)

日中関係は改善へ動き出しているが、これまでギクシャクした関係を繰り返してきた。相互理解は難しい。困難だからこそ、相互理解の努力が必要である。筆者は相互理解には直に会うのが一番と考え、1988年から各種代表団を新疆へ派遣している。政治・行政・文化・経済・教育など多方面である。海部俊樹元首相・佐藤観樹元自治大臣・自治体国際化協会・日中友好協会・佛教大学文化参観団・龍源寺仏教遺跡参観団・愛知企業家視察団・名古屋音楽代表団・シルクロード参観団……20を超えるであろう。一部は各団体と共同である。

中国・新疆のことは各種メディアで報道されている。昨今では、少数民族の問題が報じられている。しかし、実態はなかなか理解されていない。大量に販売されている書籍を読んでも同様である。だからこそ、実際に中国各地、そして新疆を訪問し、いろんな人と会い話すことにより理解が促進できる。それは同時に日本への理解を促進することにもなる。「百聞は一見に如かず」である。


(佛教大学文化参観団、小型機でクチャへ)

筆者が最初に新疆を訪れた38年前、北京/ウルムチ便は週2便しかなかったが、今では一日10便以上ある。上海など多くの都市からも飛んでいる。関空や名古屋からも経由便がある。ウルムチから新疆内の地方都市へも飛んでいる。

多民族の豊かな人情・多数の世界的文化遺産・大沙漠・大草原・氷河におおわれた高山・珍しい民族音楽や舞踊……魅力あふれるシルクロード、新疆ウイグル自治区へ是非お出かけください。

なお、山梨県甲州市がブドウの縁で新疆トルファン市と、富山県入善町がスイカの縁で新疆ハミ市と友好都市である。

■筆者プロフィール:小島康誉 1942年名古屋市生まれ。佛教大学卒。浄土宗僧侶、日中理解実践家。66年宝石専門店を起業し上場企業に育て上げ、96年創業30周年を機に退任。1982年より中国新疆を150回以上訪問し、世界的文化遺産保護研究・人材育成など国際協力を多数実践。佛教大学客員教授を歴任し現在、佛教大学内ニヤ遺跡学術研究機構代表、新疆ウイグル自治区政府文化顧問。編著『新疆世界文化遺産図鑑』『中国新疆36年国際協力実録』など。日本「外務大臣表彰」・中国文化部「文化交流貢献賞」・中国人民対外友好協会「人民友好使者」ほか受賞多数。 ブログ「国献男子ほんわか日記」 書籍はこちら(amazon)

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