親中国家カンボジア、中国離れ日本に接近か―海外メディア

Record China    2013年12月26日(木) 8時6分

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25日、参考消息網は「カンボジア、日本の誘いで対中姿勢に変化」と題する記事を掲載した。資料写真。

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2013年12月25日、参考消息網は「カンボジア、日本の誘いで対中姿勢に変化」と題する記事を掲載した。以下はその概要。

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海外メディアによると、これまで中国から大きな支援を受け、数少ない親中国家だったカンボジアの姿勢に変化が見え始めた。12月中旬に開かれた日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)の特別首脳会議で、カンボジアは中国のライバルである日本を団結し、航空の自由を守るべくともに努力することを表明した。

中国は最近、東シナ海上に防空識別圏を設定。領土問題をめぐる対立に新たな懸念材料を提供した。一方、特別首脳会議を通じ、日本とカンボジアは関係強化を目指すと宣言。もちろんカンボジアは中国を念頭に「日本が中国との関係改善を目指すと聞いてうれしい」とも表明した。ASEAN諸国に中国を挑発する意志はなく、領土問題にかかわるつもりもない。

これに対し、中国はカンボジア、ラオス、タイ、ベトナム、ミャンマーについて、経済分野での取り込みを狙っている。高速道路、高速鉄道、パイプライン、発電網整備などを通じ、さらに巨大な自由貿易区への接近を目標としている。しかし、中国がいくら支援しようと、カンボジアでは政治・民族問題が深刻化する際、潜在的な反中意識が表面化するのだ。(翻訳・編集/AA)

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