日本からの銃弾支援、韓国政府が批判の沈静化を図る=「日本の軍備増強とは無関係」―韓国メディア

Record China    2013年12月25日(水) 10時0分

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24日、南スーダンに派遣された韓国軍が陸上自衛隊から銃弾の提供を受けたことが問題視され、韓国政府が沈静化に乗り出している。写真は韓国軍の兵士。

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2013年12月24日、韓国・聯合ニュースによると、南スーダンに派遣された韓国軍が陸上自衛隊から銃弾の提供を受けたことが問題視され、韓国政府が沈静化に乗り出している。中国新聞網が伝えた。

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韓国外交部の趙泰永(チョ・テヨン)報道官は24日、定例記者会見で「弾薬支援が日本の軍備増強に口実を提供したという報道を見たが、まったく別の問題だ」と述べた。

趙報道官は、韓国軍は情勢の不安定な南スーダンの状況を踏まえ、予備弾薬確保のために国連南スーダン派遣団(UNMISS)本部に支援を要請、自衛隊からはその一部の提供を受けたにすぎないと述べた。韓国が国連に支援を要請し、日本は国連を通して状況を知り、今回の要請を知ったものだという。

韓国国防部の金ミンソク報道官は記者に対し、「部隊の安全確保のため、UNMISSから分配された」と説明。銃弾は米国と日本のものがそれぞれ分配されていたと述べた。

韓国軍は参謀本部に日本と米国から銃弾の支援を受けることを報告し、金寛鎮(キム・グァンジン)国防部長官が主宰する22日の会議でも報告されたという。

今回の支援については、日本の集団的自衛権行使容認にからめて、日本から銃弾の支援を受けたことは不適切だったという声が上がっている。

韓国の政府関係者は、日本が集団的自衛権の行使容認を進めるにあたり、国連の平和維持活動で友好国を支援することを主張しており、韓国が初の支援対象になったと述べた。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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