レアアース輸出割当量、来年も現行水準の維持へ―中国

Record China    2013年12月26日(木) 5時40分

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213年12月24日、中国新聞網は記事「中国商務部:2014年のレアアース輸出割当量は現状維持の方針」を掲載した。写真は内モンゴル自治区包頭市北に位置する世界最大級のレアアース鉱床・バヤンオボー鉱床。

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2013年12月24日、中国新聞網は記事「中国商務部:2014年のレアアース輸出割当量は現状維持の方針」を掲載した。

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23日、中国商務部は定例記者会見を開催した。瀋丹陽(シェン・ダンヤン)報道官は214年のレアアース輸出割当量は基本的に現状維持の方針だと明かしている。

中国は世界生産量の大半を担うレアアース生産大国。2010年の尖閣諸島沖中国漁船衝突事故後には報復措置とみられる日本への実質的な禁輸を実施したほか、輸出量を規制する動きを強めたことが注目を集めた。

しかしその後は中国リスクを回避するべく他国でのレアアース採掘が活発化したほか、代替品の開発も進み、レアアース需要は低迷した。そのため2013年1〜10月の中国レアアース輸出量は1万7911トン。輸出割当量の57.8%しか使用されていない。

中国商務部は13日に2014年レアアース輸出割当量の第1回分を発表したが、ほぼ前年と同量の数値となった。第2回分もあわせ2014年全体でも前年とほぼ同水準になるとみられている。(翻訳・編集/KT)

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