訪朝終えた元NBAスターのロッドマン氏、北朝鮮が色仕掛けも―米メディア

Record China    2013年12月24日(火) 12時15分

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23日、米プロバスケットボール協会(NBA)の元スター選手、デニス・ロッドマン氏が3回目となる北朝鮮訪問を終えた。米メディアは消息筋の話として、「北朝鮮政府が同氏に色仕掛けを行っている可能性がある」と指摘した。資料写真。

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2013年12月23日、米プロバスケットボール協会(NBA)の元スター選手、デニス・ロッドマン氏が3回目となる北朝鮮訪問を終えた。米メディアは消息筋の話として、同氏が平壌をたびたび訪問していることについて、「バスケットボールの北朝鮮代表チームを指導するだけでなく、北朝鮮政府から色仕掛けを受けている可能性がある」と指摘した。香港・フェニックステレビが24日付で伝えた。

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報道によると、この消息筋は「ロッドマン氏が今年9月に訪朝した際、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が女性を使った特殊なサービスを提供した」と話しているという。報道では、北朝鮮がこうした手法を用いるのは珍しくないとしている。ロッドマン氏はこのことに関するコメントを出していないが、今年10月の訪朝時には、金第1書記が所有するプライベート・アイランドで水上バイクやヨットを楽しむことができるとそのゴージャスライフぶりを明かしている。

北朝鮮問題に詳しい米シンクタンク関係者は、「金第1書記の父・故金正日(キム・ジョンイル)総書記は外国要人を招いたパーティーを日常的に行い、喜び組による色仕掛けまでも行っていた」と指摘している。この関係者はまた、北朝鮮によるロッドマン氏への待遇は過去に訪朝した米国の政府・ビジネス関係者よりも上回っているとした上で、「このことは米朝関係の劣悪さを反映したものだ」とも指摘した。

アジア問題に詳しい他の専門家も、「ロッドマン氏の存在は北朝鮮にとって価値のある『プリズム』のようなものだ。彼を通じて、北朝鮮の政権安定ぶりを外部にアピールできる。事実とは異なるにしても」とした上で、「金第1書記の演説よりも西側メディアの関心を引き、宣伝効果が期待できる」と話した。(翻訳・編集/NY)

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