Record China 2013年12月22日(日) 16時48分
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20日、杭州動物園で飼育されているパンダの目の縁が最近、黒色から白色に変化している。
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2013年12月20日、黒い目の縁は中国の国宝パンダのトレードマークだ。しかし、杭州動物園で飼育されているパンダの目の縁が最近、黒色から白色に変化している。この珍しい変化について、ネットユーザーの間でさまざまな憶測が飛び交った。動物園側は「コナダニというダニの一種がパンダに繁殖したことが原因とみられ、現在治療を進めている」と説明している。中国新聞社が伝えた。
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杭州動物園には今年9月に四川省からやって来た「成大」と「成小」のパンダ2頭がいる。先代の2頭に続き同動物園パンダ館の主となった「成大」と「成小」は、2歳になったばかりの姉と弟だ。
杭州動物園を訪れた参観者の多くは、1頭のパンダのトレードマークである黒い目の縁が白くなってきていることに気づき、写真を撮ってミニブログにアップした。すると、動物園に「国宝は病気なのか」との問い合わせが相次いだ。
杭州動物園パンダ館でじゃれ合って遊ぶ2頭のパンダは、見たところ大変元気そうだ。わざわざ遠方から見に来た観光客が周りを取り巻いていた。2頭のうち1頭の目の周りに生えている毛は確かに白く、目の縁のほぼすべてが白い毛に占領されていた。
杭州動物園パンダ館飼育係の汪麗芬(ワン・リーフェン)さんは、「目の縁が白くなっているのは成小の方。もともと生えていた黒い毛が抜けて、白い毛が生えてきたもので、黒い毛が白に変色した訳ではない。2−3週間前に初めて気づいたが、最初は白い毛は今ほど多くなかった」と説明した。成小は成都で飼育されていた時にもこのような症状が出たことがあり、その時はコナダニが原因だったという。今回、直ちに成都パンダ基地に連絡し相談したところ、はやりコナダニが原因ではないかということで、治療方法を教えてもらった。今も治療が進んでいる。「パンダの活動、食事、排便の状況には異常は見られないため、それほど深刻な問題ではないとみている」と話した。
動物園側によると、治療には一定の期間を要するが、パンダファンが心配するほどの問題ではないという。「国宝のパンダは動物園の宝物でもあり、私たちはとても大切に育てている」と汪さんは話した。(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/TF)
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