Record China 2020年5月23日(土) 17時20分
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22日、韓国・聯合ニュースによると、同国のプロ野球KBOリーグの試合が、米国のスポーツ専門チャンネル「ESPN」のネットワークを通じて、130カ国に中継されることになった。資料写真。
2020年5月22日、韓国・聯合ニュースによると、同国のプロ野球KBOリーグの試合が、米国のスポーツ専門チャンネル「ESPN」のネットワークを通じて、130カ国に中継されることになった。
同リーグは、今月5日に開幕。新型コロナウイルス感染症の影響で、当初の予定より約1カ月遅れたものの、日本や米国といった他国のプロ野球リーグに先駆けて開幕にこぎ着け、世界から注目を集めた。
米国内で同リーグの独占中継権を持つESPNは、新型コロナの影響で世界のスポーツがほとんど行われていない状況下、同リーグに対する世界各国の関心が高まっていると見て、米国以外にも放送域を拡大することにしたという。これにより、カナダやメキシコといった北米全域のほか、オランダなど欧州全域、アジアの一部地域、中東とアフリカ全域に、ESPNのチャンネルネットワークを通じてリーグの試合が生中継されるという。
KBO事務局は、「K防疫」として誇る同国の新型コロナ対応と共に「リーグが世界から注目を集めている」とし、「わが国の代表的なスポーツコンテンツであるKBOリーグを広くPRし、海外マーケティングの領域を広げていく計画だ」と説明しているという。
日本では既に、スポーツライブ配信サイト「SPOZONE」が、5日の開幕戦からリーグの試合を生中継している。
これに、韓国のネットユーザーからは、「こんな日が来るとは思ってもみなかった」「収益よりも前に、韓国の野球を世界に知ってもらいたい」「全世界が韓国に注目している」「世界が見ている。(選手は)頑張って」「1日でも早くコロナが終息して、ファンの応援風景も見てほしい」などと、歓迎の声が上がっている。
また、「試合会場の広告が映れば、世界に韓国企業をPRすることもできる」「広告収益も上がりそうだ」「放送権料はどれほど受けられるのだろうか?」などと商業的観点から期待を寄せるコメントも。
一方、「130カ国まで放送域を広げたところで、見る人がどれだけいるだろうか?」などと疑問の声も上がっている。(翻訳・編集/関)
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