Record China 2007年5月18日(金) 15時17分
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好調な株式市場を背景に、ネットによる株取引が急速に普及している。しかしそれに伴ってコンピュータウイルスをはじめとするセキュリティ問題が注目されている。勝手に持ち株を売るウイルスもあるため、感染すれば被害は甚大だ。
好調な株式市場を背景に、ネットによる株取引が急速に普及している。しかしそれに伴ってコンピュータウイルスをはじめとするセキュリティ問題が注目されている。
近頃、中国のアンチウイルスソフトウェア会社は顧客の対応に大忙しだ。ネット株取引をやっている顧客がウイルスに感染し、取引ができなくなったと大慌てで電話をかけてくるという。
感染の原因はアンチウイルスソフトの更新を怠り新しいウィルスに対する免疫が無くなっている状態で、被害に合う。また、パソコンの動作を遅く感じウイルスソフトを停止するなど顧客の人的ミスによるものがほとんど。
関係部門はアンチウイルスソフト・ファイアーウォールのインストールなど対策を取るように呼びかけているが、被害の拡大は止まらないという。ウイルスには勝手に持ち株を売るようにプログラムされている悪質なものもあるため、注意が必要だ。
アンチウイルスソフト販売会社は顧客のミスを問題としているが、一概にそうとは言い切れない。そう反論するのはあるネット株取引のユーザー。彼女は証券会社の取引用プログラムを最新のヴァージョンに更新した後、株取引が出来なくなってしまったという。困り果てて、証券会社のサポート窓口に電話したところ、「ウイルスソフトの問題ですから、ソフトをストップさせてください」と言われたのだとか。セキュリティの呼びかけとサポート窓口で言っていることが反対だ、と怒り心頭。パソコンに詳しくないユーザーはサポートを信じて、ウイルスソフトを停止、感染しているケースも少なくないのでは、と話した。(翻訳/編集・KT)
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