Record China 2020年5月21日(木) 15時20分
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調査会社アスマークは15日、「在日外国人の困りごとに関するアンケート調査」を発表した。「日本人の性格についての困りごと」などについて、日本に3年以上住む外国人423人が答えた。写真は池袋駅。
調査会社アスマークは15日、「在日外国人の困りごとに関するアンケート調査」を発表した。調査は今年4月23日から28日に実施。「日本人の性格についての困りごと」「仕事についての困りごと」「日本に住み続けたいか」などについて、日本に3年以上住む外国人423人が答えた。
アンケート結果によると、「日本人の社交辞令が分からないこと」について、43.3%が「移住してきた当初に困った」と回答。実際に中国人男性を取材したところ、初めの頃は「日本語が上手ですね」と言われてうれしかったが、社交辞令だと分かった時はかなり落ち込んだという。しかし、「現在でも解決していない」と答えたのは13.7%にとどまっており、長く暮らしていくうちに悩まなくなる人が多いようだ。
一方で、外国人にとって解決しにくい問題もある。例えば、「長時間労働が良いとされていること」について、「移住してきた当初に困った」と答えた人が53.9%、「現在も解決していない」と答えた人が41.6%だった。「仕事が多すぎること」なども解決しにくく、「日本は残業が多いイメージだ。それに、うちの会社は週休2日じゃないからブラックだと思う」という声もあった。
在日外国人はさまざまな困難に見舞われているが、「日本に住み続けたいか」という問いに対して「とてもそう思う」「そう思う」と答えたのは、全体で82.3%だった。在日年数が5年未満の人はやや低く75.3%だったが、20年以上の人では88.1%に上った。アスマーク社は、「住み続けることで日本の良さを感じていくものと考えられる」と分析している。(編集/毛利)
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