張成沢氏、最後まで金正恩氏との面会かなわず=側近の死刑回避を請願―韓国メディア

Record China    2013年12月20日(金) 9時14分

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18日、北朝鮮の張成沢氏は処刑前に金正恩第1書記と金敬姫夫人との面会を求めたが、最後まで認められなかったという。写真は張成沢氏。

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2013年12月18日、韓国紙・朝鮮日報ウェブ版は、米自由アジア放送の報道を引用し、北朝鮮張成沢(チャン・ソンテク)氏は処刑前に金正恩(キム・ジョンウン)第1書記と金敬姫(キム・ギョンヒ)夫人との面会を求めたが、最後まで認められなかったと報じた。

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また、北朝鮮の中堅幹部の間では、張氏が最後まで自分の側近である李龍河(リ・ヨンハ)行政部第1副部長と、張秀吉(チャン・スギル)行政部副部長を守ろうとしたという情報も広まっている。

北朝鮮の情報筋によると、張氏はすべての職位と名誉を放棄して、金正恩氏に白旗を上げ、側近らの粛清をやめるよう求めたが、自分の命さえも失ってしまったという。

これについて、関係者の1人は「張氏の処刑については不可解な部分がある。李龍河氏と張秀吉氏が拘束された後、張成沢氏は金正恩氏と金敬姫氏との単独面会を求めた。中央の幹部のほとんどが知っていることだ」と語った。

事情を知る北朝鮮の幹部はこう語る。

「張氏はあらゆる職位と名誉を放棄して部下の死刑を回避しようとし、半ば公然と金正恩氏、金敬姫氏との単独面会を求めた。これほどの重大事件である以上、面会は認められると思われた。だが、面会によって騒動が起こることが懸念されたのだろう。張氏の要求は無視された。張氏が金正恩氏との面会を認められなかったことは、北朝鮮の幹部の間でも大きな衝撃となっている」(翻訳・編集/岡本悠馬)

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