元KARA・故ハラさんの遺産相続問題、母親が「育児放棄」否定もネットで批判の嵐

Record China    2020年8月25日(火) 11時0分

拡大

24日、韓国・中央日報は、昨年11月に亡くなった元KARAのク・ハラさんの実母が、「ク・ハラ法」に反対の立場を示したと伝えた。写真はハラさん。

2020年8月24日、韓国・中央日報は、昨年11月に亡くなった元KARAク・ハラさんの実母が、「ク・ハラ法」に反対の立場を示したと伝えた。

「ク・ハラ法」は、親が扶養義務を怠った場合、子どもの財産を相続できないようにするのが主な内容。韓国の現行法では、死亡した子どもに配偶者がない場合、その財産は実父と実母が半分ずつ相続するように規定されている。

記事によると、ハラさんの実母は約20年前にハラさんと実兄を残して家出したが、ハラさんの死後に現れ、ハラさんが残した財産の半分を受け取ることになった。これに対し実兄は「親権と養育権を放棄した母には相続資格がない」とし、「ク・ハラ法」の立法申請を国会に提出していたが、第20代国会での成立はならなかった。

ハラさんの実母は、23日にTV朝鮮で放送された番組に出演。インタビューの中で「息子は一方的に私が子どもたちを捨てて出ていったと主張しているが、事実ではない」「私が一方的に金銭を要求したと言っているのも事実ではない」と反論しており、「ク・ハラ法にも同意しない」と語ったという。

浮気が原因で家出した」との説が流れていることについても、「そうではない」と否定。「言いたいことはあるが黙っているだけ。経済的に苦しかったし、病も患っていた」と釈明し「子どもたちが成人してからは交流を持ってきた」と主張した。ただ、「あの時、子どもたちを連れて家を出るべきだった。そこは私が悪かった」と話したという。

ハラさんの死の直後から、弁護士を雇い相続を主張してきたことについては「葬儀場で泣いていたら姉から電話があり、知人の弁護士がいるから会うよう勧められた」と説明している。実母の姉も番組スタッフの電話取材に応じており、「妹から泣きながら電話があり、『(葬儀場から)追い出された』と言うのでとても腹が立った」と話している。スタッフが「子どもを養育せず、養育費の支払いもしていなくても、親としての資格が十分にあるということか」と質問すると、実母の姉は「法に従って行うのが当然だ。子どもは1人で生まれてくるものではない」と答えたという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「ハラもお兄さんも可哀想に」「結局、娘が死んだのに母親は弁護士に会って遺産相続の相談をしていた、ということじゃないか」「息子がこんなに母親を憎悪しているんだから、よほど親らしいことをしてなかったんだな」「産んだら責任を持って育てるべきで、貧しくても病気でも子どもをきちんと育てるのが親だ。あれこれ言い訳ばかり。都合のいい時だけ子どもに会うのなら、なぜ産んだのか」「親としての役目は、ただこの世に産み落とすことだけではない。実母だけでなく、その姉もそれをきちんと理解すべきだ」「浮気してようがしてなかろうが、そんなことは重要ではない。養育の義務を放り出し、子どもを捨て、その子どもが大人になってからも苦しい時に守ってやらなかった。それだけで母親の資格などない」「もしハラに多額の借金があったら親として債務を引き受けたか、聞いてみたいね」など、実母側を批判するコメントが殺到している。(翻訳・編集/麻江)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携