Record China 2013年12月19日(木) 8時49分
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18日、環球網は記事「日本メディア:朴外交は危機に、韓国メディアの視点を引用し中韓の離間図る」を掲載した。写真は朴大統領。
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2013年12月18日、環球網は記事「日本メディア:朴外交は危機に、韓国メディアの視点を引用し中韓の離間図る」を掲載した。
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環球網が取り上げたのは日本ネットメディア・J−CASTが18日に掲載した記事「朴槿恵外交、誤算続き『最大の危機』=韓国有力紙も『四面楚歌』『日本と協力を』」。日本との首脳会談はかたくなに拒んでいる朴槿恵大統領だが、2013年だけ31回もの首脳会談をこなすなど外交は朴大統領の売り。韓国国内でも「米韓に偏らない『均衡外交』を実現した」と高く評価されていたという。
ところが年末になって中国には防空識別圏問題で冷淡な対応を受け、米国からは「米国の反対側に賭けるような行動は好ましくない」とくぎを刺され散々な状態に。さらに張成沢氏の粛正で北朝鮮情勢が急転するなか、韓国は四面楚歌の状態に陥ってしまったのではないかと韓国メディアも危惧している。
このJ−CAST記事の内容を全面的に引用しておきながら、「中韓の離間図る」と論評しているのが興味深い。韓国は米国一辺倒の外交から脱却し、米中のバランサーとして東アジアでのプレゼンスを増したいとの機運が高まっているが、これは中国にとっても渡りに船。
米国は日米韓の同盟を中国と向き合う最前線として位置づける方針だが、その一角を担うはずの韓国が自ら中国に接近してくれるならばこれ以上の事態はない。反日に固執する朴外交の危険性に韓国メディア自身から危惧する声が上がっているが、人民日報社旗下の官製メディア・環球網はこの声をあくまでも日本の陰謀、「離間の計」だと切り捨て、韓国の対中接近を待ち望む姿勢を示している。(翻訳・編集/KT)
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