北朝鮮・金独裁政権が中国に示すもの(下):北東アジアの安全を脅かすのは誰か―SP華字紙

Record China    2013年12月18日(水) 16時34分

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16日、シンガポール華字紙・聯合早報は「北朝鮮・金独裁政権が中国に示すもの」と題する記事を掲載した。写真は平壌。

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2013年12月16日、シンガポール華字紙・聯合早報は「北朝鮮・金独裁政権が中国に示すもの」と題する記事を掲載した。

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北朝鮮の金政権は中国にとって問題点を映す“鏡”として重要な啓示を与えている。それは封建的な一族支配は、近代化や文明と矛盾するものであり、人々や国家利益の最大の脅威であるということだ。独裁的な専制政治は自らの私的な利益を維持する状態に陥りやすく、社会が進歩するきっかけや改革を推し進める衝動を失わせてしまう。中国は清朝末期〜中華民国の近現代史において大きな代償を支払い、それを何度も証明している。

戦略的には、中国は北朝鮮問題において二つの要素に注意する必要がある。一つは朝鮮半島全体の安全と発展の情勢であり、もう一つは北朝鮮の現政権の安定と合法性である。目下、最大の問題は、金一族政権にはすでに前途がないということであり、いずれ自滅するか、内紛が起こるか、あるいは日米韓同盟の武力によって政権が覆されるかということである。

中国にとって北東アジアの安全保障上、誰が最も大きな災いとなるのか。日本の安倍晋三首相なのか、それとも北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記なのか、よく考える必要がある。日本は現時点では中国に外的問題を与えるだけだが、北朝鮮は中国の内外で問題をもたらす可能性がある。(翻訳・編集/岡田)

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