<北朝鮮>続く張成沢粛正の余波、次は金正男暗殺か―韓国メディア

Record China    2013年12月16日(月) 8時55分

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15日、人民網は記事「韓国メディア:金正恩、異母兄弟の金正男を排除か」を掲載した。張成沢氏の死刑執行後の北朝鮮情勢を取り上げている。これまでは張氏が阻止していたが、今後は金正男氏の暗殺を試みる可能性が高いという。資料写真。

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2013年12月15日、人民網は記事「韓国メディア:金正恩、異母兄弟の金正男を排除か」を掲載した。張成沢氏の死刑執行後の北朝鮮情勢を取り上げている。

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北朝鮮・中央通信は14日、金正恩第一書記が朝鮮人民軍設計研究所を視察したと報じた。義理の叔父である張成沢・前国防委員会副委員長を粛正した後、初めて公開の場に姿を見せた。視察の場には朝鮮人民軍総政治局の崔龍海局長、人民武力部の張正男部長、朝鮮労働党の黄炳誓中央副部長が同行している。一部の専門家は、崔龍海局長が張氏に代わってナンバー2になると指摘している。

また韓国メディアの報道によると、北朝鮮の副首相9人のうち、張氏に近い盧斗哲副首相、李武栄副首相兼化学工業部部長の2人は中国に亡命を求めている。2人はすでに中国の保護下にあるという。

別の韓国メディアによると、金書記は自らと継承権を争った異母兄弟、金正男氏の排除に着手したという。金書記はこれまでに二度暗殺を試みたが、いずれも張氏が阻止している。その張氏が粛正されたことで、金正男氏の安全も危うくなっている。

他に張氏の妻、金書記の叔母にあたる金敬姫・朝鮮労働党中央委員会書記局書記については粛正されないのではないかとの見方が浮上している。金氏は重度の肝臓病にかかっており、すでに政務を行う力はない。ゆえに権力構造再編の中で職務を外され、政界から消えるだけではないかと指摘されている。(翻訳・編集/KT)

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