トランプ氏の「中国との関係遮断」は選挙活動の一部―英メディア

Record China    2020年5月17日(日) 19時20分

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トランプ米大統領が中国との「関係遮断」に言及したことについて、英紙フィナンシャル・タイムズは「11月の大統領選に向けたキャンペーンの一部」との見方を示しているという。写真は米ホワイトハウス。

中国国営新華社通信系の参考消息(電子版)は16日、トランプ米大統領が中国との「関係遮断」に言及したことについて、英紙フィナンシャル・タイムズが「11月の大統領選に向けたキャンペーンの一部」との見方を示していると報じた。

トランプ氏は14日放映の米FOXビジネステレビのインタビューで、新型コロナウイルス感染拡大をめぐる中国政府の対応について不満を示し、「中国との関係を遮断することもできる」と表明した。

これについて、フィナンシャル・タイムズ(電子版)は15日付の記事で、「トランプ氏が新型コロナウイルスの世界的なまん延をめぐり中国を非難し続ける中で起きた、米中関係の緊張の最新のエスカレーションだ」と指摘した。

そして、「大統領の最近の(中国に対する)攻撃は、選挙キャンペーンの一部だ。こうした手法は11月の大統領選に向けて激しさを増すことになると、多くの専門家がみている。トランプ氏は2016年の選挙戦で、中国の貿易政策を頻繁に非難したが、米国の対中貿易赤字を明確に減らすことはできなかった」と伝えている。(翻訳・編集/柳川)

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