<アシアナ機事故>サングラスをかけない韓国独特の文化、事故原因の1つに―米メディア

Record China    2013年12月13日(金) 13時17分

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12日、今年7月にサンフランシスコで発生した韓国・アシアナ航空機事故は、パイロットの経験不足と韓国独特の文化が影響しているとの調査結果が出た。

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2013年12月12日、米メディアによると、今年7月にサンフランシスコで発生したアシアナ航空機事故は、パイロットの経験不足と韓国独特の文化が影響しているという。中国新聞社が伝えた。

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今年7月6日、韓国のアシアナ航空機214便が米サンフランシスコ国際空港で着陸に失敗。事故直前の数分間に、パイロット3人のうちの1人が3度「飛行機の降下速度が速すぎる」と話している。だが、28号滑走路左側手前の防波堤に激突した際、同機の速度が非常に遅かった事実にパイロット全員が気づいていなかった。

米国家運輸安全委員会(NTSB)が11日に公表した文書によれば、経験不足と韓国独特の文化がパイロットの操縦技術に影響を及ぼしたという。NTSBはこの事故に関する公聴会を開いている。

事故機の機長は「パイロット3人のうち、誰でもが着陸の中止を決定することができたが、階級の低いパイロットがそれを決めることは実際には難しい」と証言。さらに、機長自身も教官の指導の下で操縦していたため、着陸中止を決められなかったという。同機長は「着陸直前に滑走路上の強い光で一瞬目がくらんだ」と話したが、これは太陽の反射によるものだった。機長がサングラスをかけていなかった理由について、文書では「韓国人にとって、サングラスをかけることは失礼な行為にあたるからだ」と説明している。

文書はさらに、同機のパイロットがボーイング777型機のオートスロットルの原理を理解できていなかったと指摘。事故機の機長は、同型機の飛行経験がわずか35時間しかなかった。NTSBの事情聴取で、同機長が事故機の自動操縦システムとエアバス320型機のシステムを混同して理解していることが明らかになっている。NTSBは同事故機自体に問題はなかったとの結論を下している。この事故では3人が死亡、100人以上の負傷者を出した。(翻訳・編集/本郷)

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