2013年12月12日、中国のネット通販最大手・淘宝網（タオバオ）が発表した「2013エンタメ業界経済ランキング」で、中国の女優ファン・ビンビン（范冰冰）が「販売を刺激したタレント」のトップになった。捜狐網（SOHU）が伝えた。

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淘宝網が発表した「2013エンタメ業界経済ランキング」とは、人気タレントを広告キーワードに使った商品の中から、その売上額や商品類別、購入者の居住地域や年齢層といった細かいカテゴリーで総合的に判断し、消費者にとって最も影響力の高いタレントを割り出したもの。人気女優で「中国トップ美女」と呼ばれるファン・ビンビンが、909．84ポイントを獲得し1位に選ばれた。

淘宝網によると、2013年に同サイト内でファン・ビンビンが動かした売上額は約5億元（約85億円）。「ファン・ビンビン」をキーワード検索しただけで、彼女をイメキャラに起用した商品や、彼女のお薦めを銘打ったものなど、約16万件がヒットしている。

このほか上位に選ばれたのが、ドラマ「宮廷の諍（いさか）い女」で大ブレークした女優スン・リー（孫儷）や、台湾の女優リン・チーリン（林志玲）ら。特にリン・チーリンの場合、「ネット販売業者が最も広告に起用したいタレント」の1位に選ばれている。（翻訳・編集/Mathilda）