Record China 2020年5月12日(火) 5時50分
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8日、仏国際放送局RFIは、香港国際空港が新型コロナウイルスの感染防止のため、全身消毒機や抗菌コーティング、自律型清掃ロボットなどの最新消毒技術を採用したと伝えた。
2020年5月8日、仏国際放送局RFIは、香港国際空港が新型コロナウイルスの感染防止のため、全身消毒機や抗菌コーティング、自律型清掃ロボットなどの最新消毒技術を採用したと伝えた。
記事は、香港国際空港では世界初となる「CLeanTech」という全身消毒機を試験的に設置したと紹介。使用者は、まず体温測定をし、密閉されたこの消毒機内に入って40秒間の消毒と殺菌を受ける。この消毒機の内部は抗菌コーティングされており、光触媒とナノニードルの技術を利用して人体や衣服に付着したウイルスや細菌を死滅させるという。
また、除菌スプレーを塗布することで、瞬時に除菌を行うことができるほか、ボックス内は陰圧状態なので2次汚染も防止できるという。今のところ、空港内で公共衛生や検疫に従事する職員のために使用しているとのことだ。
さらに、香港空港管理局は旅客施設内全てに抗菌コーティングを施すテストも実施。5月までに試験を完了して本格導入を検討するという。
このほか、記事によると、自律型清掃ロボットを採用しての公共エリアや施設の全面消毒も行う。このロボットは紫外線殺菌と空気殺菌機能を搭載しており、自動で移動してわずか10分で周辺の空気や物体表面の細菌を99.99%殺菌できるという。(翻訳・編集/山中)
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