習近平国家主席は7日夜、ポルトガルのマルセロ・レベロ・デ・ソウザ大統領と電話会談を行いました。

　習主席は、「中国で新型コロナウイルスの感染が拡大した後、大統領から中国人民を見舞うための書簡が送られてきたことに感謝の意を表す。中国は、ポルトガルが新型コロナウイルスの予防・抑制に向けた努力を断固として支持し、できる範囲の援助を引き続き提供し、ポルトガルによる中国での医療物資の購入と運送を積極的に協力していく。新型コロナウイルス感染症が終息した後、双方が各分野での協力を強化し、『一帯一路』をめぐる協力を推し進め、公衆衛生などの分野での第三国協力を模索し、双方の包括的・戦略的パートナーシップの更なる発展を推し進めていくことを望んでいる」と語りました。

　また、「人類の文明史は、人類が各種の災難と戦いに打ち勝つ歴史でもある。各国人民の健康福祉を守り、経済と社会の発展を促すことは、我々が負うべき責任である。中国と欧州、中国とポルトガルは手を携えて、積極的にこれに向けて努力していくべきである」と話しました。

　レベロ・デ・ソウザ大統領は、「中国人民が新型コロナウイルス感染症との戦いで見せた揺るぎない信念に敬意を表する。感染症は人類共通の敵であり、国際社会は多国間主義を堅持し、手を携えて共に対応すべきだ」と述べ、中国が提供した支持と援助に感謝の意を表しました。（提供/CRI）