韓国、5年後打ち上げの軌道衛星で中国の大気汚染状況を24時間「監視」―韓国メディア

Record China    2013年12月12日(木) 20時40分

拡大

11日、韓国・中央日報によると、中国で過去52年で最悪規模の有害濃霧が発生し韓国国内でも不安が広がっていることを受け、韓国は2019年下半期から国産の人工衛星で中国の大気汚染状況を観測する方針だ。写真はマスクをして出かける北京の住民。

(1 / 2 枚)

2013年12月11日、韓国・中央日報によると、中国で過去52年で最悪規模の有害濃霧が発生し韓国国内でも不安が広がっていることを受け、韓国は2019年下半期から国産の人工衛星で中国の大気汚染状況を観測する方針だ。国際在線が伝えた。

その他の写真

報道によると、韓国が18年12月に打ち上げ予定の静止軌道衛星に、大気中の汚染物質濃度の観測装置を搭載する計画だ。ただ、衛星打ち上げ後、正常に稼働するまでには半年ほどかかるため、中国の大気汚染を24時間全天候体制で観測できるのは19年後半になるとみられる。

韓国は現在、外国の衛星から送られるデータを基に、大気中の浮遊粒子や臭気を観測している。しかし、この衛星は地球表面に近い低軌道衛星のため、朝鮮半島周辺を24時間全天候で観測することは不可能だ。そうしたことから、静止軌道衛星の本格稼働に期待が寄せられている。(翻訳・編集/NY)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携