Record China 2013年12月11日(水) 18時20分
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10日、「レッドクリフ」などで知られるジョン・ウー監督の最新作「THE CROSSING」(中国語タイトル:太平輪)がクランクインから4カ月目を迎え、ロケ地を北京から上海へ移し撮影が続いている。
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2013年12月10日、「レッドクリフ」などで知られるジョン・ウー(呉宇森)監督の最新作「THE CROSSING」(中国語タイトル:太平輪)がクランクインから4カ月目を迎え、ロケ地を北京から上海へ移し撮影が続いている。映画情報サイト・時光網が伝えた。
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“中国版タイタニック”と呼ばれる大型客船・太平輪号の沈没を描く「THE CROSSING」。1949年1月27日、上海から台湾に向かっていた太平輪号は、夜間航行ながら明かりをつけずにいたため貨物船と衝突。2隻とも沈没し乗員・乗客932人が犠牲となった。近現代の中国で最大の海難事故と言われる。今年7月に北京でクランクインし、現在は上海の大型スタジオ・車[土敦]影視基地で撮影中。チャン・ツィイー(章子怡)はじめ、金城武やホアン・シャオミン(黄暁明)、長澤まさみ、ソン・ヘギョら、豪華キャストが演じる役柄も明らかになってきた。
男性たちの熱いドラマがジョン・ウー監督の代名詞ともなっているが、今作では時代の流れと運命に翻弄(ほんろう)される女性たちにスポットを当てる。国民党高官夫人を演じると報じられたチャン・ツィイーだが、実際は名もなき一般女性役。上海のスタジオでは、粗末な衣装で逃げ回るツィイーの姿がカメラに収められている。ホアン・シャオミンは国民党のエリート兵士、ソン・ヘギョは上海の富豪令嬢、長澤まさみは日本人女性を演じる。金城武は長澤を愛する中国人男性役という。また、ウー監督の娘で女優の呉飛霞(ウー・フェイシャー)も出演する。
ウー監督の映画と言えば、「武器の両手持ち」「白ハト」「アクションシーンでいきなりのスローモーション」が特徴。上海の撮影スタジオでも数羽の白ハトが待機し、付近をのどかに散歩している姿が目撃されている。彼らがどの場面で登場するのかは、ジョン・ウーのファンにとって大きなお楽しみだ。(翻訳・編集/Mathilda)
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