北朝鮮の張成沢氏、失脚の原因は「派閥争い」=少なくとも政治犯収容所送りに―韓国統一部

Record China    2013年12月11日(水) 12時12分

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10日、韓国統一部は、北朝鮮のナンバー2で国防委員会副委員長だった張成沢氏が失脚したのは派閥争いによるもので、最も軽い場合でも政治犯収容所送りになったとの見方を示した。写真は北朝鮮兵士。

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2013年12月10日、韓国・聯合ニュースによると、韓国統一部は、北朝鮮のナンバー2で国防委員会副委員長だった張成沢(チャン・ソンテク)氏が失脚したのは派閥争いによるもので、最も軽い場合でも政治犯収容所送りになったとの見方を示した。中国網が伝えた。

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統一部によると、張氏が具体的にどのような出来事で失脚したかは明らかではないが、これまで北朝鮮で権力闘争や反革命分子の名目で粛正された人の多くは、最も軽くても政治犯収容所に送られている。張氏が処刑される可能性については、今後の処分の動向を見守るしかないが、北朝鮮ではこれを機に全面的な内部の引き締めや綱紀粛正が図られると見られる。

脱北者団体の一部は、張氏が連行されている写真は合成されていると主張しているが、韓国統一部の担当者は「合成は過去にあったが、今回の写真からはその痕跡は見つかっていない」としている。また、張氏の罪状は公には「資源を安価に売る売国行為」とされており、今後、北朝鮮が外部との協力関係を築くには、一定の期間を要すると見ている。(翻訳・編集/岡田)

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