2013年12月9日、環球時報によると、中国の人民解放軍が先ごろ朝鮮半島周辺で行った大規模な軍事演習に、韓国が注目している。

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韓国・朝鮮日報は9日、「解放軍瀋陽軍区が、4日から長白山一帯で大規模な訓練を行っている。第39集団軍の3000人余りの兵士が4日早朝、長白山一帯の訓練地帯に移動した」と伝えた。今回の訓練の目的は、極寒の天気と地形を把握していない状況下で、実戦能力を鍛えるというものだ。報道では、「瀋陽軍区は朝鮮半島から最も近く、北朝鮮の突発的な事件に対応する際の主力となる」と伝えられた。

また、「中国海軍は6〜13日に朝鮮半島に面する渤海と黄海で、実弾射撃訓練を行っている」と指摘。「これは中国が防空識別圏を設定して以降、解放軍が北部の海域で行う初めての海上演習となる」とした。（翻訳・編集/北田）