Record China 2020年4月28日(火) 12時20分
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27日、韓国・朝鮮日報によると、韓国与党「共に民主党」の宋永吉議員が「憲法改正によって大統領単任制から重任制に変えるべき」との考えを示した。写真は韓国の国会議事堂。
2020年4月27日、韓国・朝鮮日報によると、韓国与党「共に民主党」の宋永吉(ソン・ヨンギル)議員が「憲法改正によって大統領単任制から重任制に変えるべき」との考えを示した。
宋議員は同日に公開されたインタビューで「民主主義の発展と国家の未来のために、第21代国会では憲法改正の議論が必要だ」とし、このように述べたという。また、責任総理制(国務総理の権限を強化し、大統領に集中している権限と責任を実質的に分担する制度)の導入も必要だと主張した。韓国は任期5年1期の大統領単任制となっている。
共に民主党は先の国会議員総選挙で180議席を確保する圧勝を収めた。その後、与党の主要人物が公に憲法改正を主張したのは、これが初めてだという。憲法改正の発議基準となる過半数(150議席)は超えているが、議決に必要な200議席には20議席足りない。正義党(6議席)、開かれた民主党(3議席)に加え、無所属・野党から10議席以上が必要となるという。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「重任制への改憲は必要だ」「韓国も米国のように2回ぐらい大統領になれるようにしていいと思う」という意見も寄せられているものの、多くのコメントは反対論となっている。「冗談でしょ。これ以上、国を好き勝手にしてもらいたくない」「独裁政権に対抗していた勢力が、自分たちが権力を握ったら改憲を論じるのか」「重任?駄目だよ。政治的な混乱を大きくする危険がある」「再選を可能にすれば3選を狙いたくなり、その次は終身にしたくなるのが権力だ」「独裁すればいいさ。民主化革命をやってみせてやるから」などの声が上がっている。(翻訳・編集/麻江)
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