北朝鮮が人質外交、関係が悪化すると米国人を拘束―中国紙

Record China    2013年12月3日(火) 16時1分

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2日、北朝鮮は交渉の材料に米国人を拘束することを繰り返している。写真は北朝鮮の国境付近。

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2013年12月2日、東方早報によると、朝鮮戦争に参加した経歴を持つ米国人老兵のメリル・エドワード・ニューマン氏がこのほど北朝鮮で拘束された。ニューマン氏は観光を名目に入国し、スパイ活動などの敵対行為をしたとされているが、北朝鮮は交渉の材料に米国人を拘束することを繰り返している。

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北朝鮮の公式メディア・朝鮮中央通信はニューマン氏が朝鮮戦争当時に北朝鮮の兵士と軍人を殺害する活動を指揮したことや、当時活動を行ったスパイやテロリストおよびその家族を探し、韓国の反北朝鮮組織との連絡を支援するためだったことを認め、謝罪書を読み上げる映像を放送した。

北朝鮮がこうした“人質”を取ることは過去にもあり、2012年11月には44歳の韓国系米国人男性が拘束され、2013年4月に入って強制労働15年の判決が下されている。米メディアは今回拘束されたニューマン氏の場合は早い段階で釈放されるのではないかとの見通しが広がっているが、北朝鮮は関係が緊迫したり、悪化したりすると人質外交を展開するのが常態化していると伝えられている。(翻訳・編集/岡田)

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