Record China 2007年5月15日(火) 22時45分
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地上配備型ミサイル防衛システムのイージス艦。報道によると新しい計画では航空機搭載レーザーシステムの研究・開発も行われる。写真は中国外交部。
2007年5月13日、中国国内のメディアは、日本の防衛省が高出力レーザー迎撃ミサイルの研究開発を計画していることを日本のメディアが発表した、と一斉に報じた。このミサイルはアメリカのパトリオット・ミサイルよりも高性能であるとされている。
毎日新聞の報道によると、防衛庁は来年度予算の概算要求にミサイル迎撃のための高出力レーザー兵器の研究、開発を盛り込む方針を決めたという。報道では、この計画では飛行機から迎撃ミサイルを発射することが可能な航空機搭載システムが研究されているとする防衛省の閣僚の話も伝えられた。
また報道によると、これまで迎撃ミサイルは敵方のミサイル発射後、大気圏を通過中に迎撃するのが目的だったのに対し、今回開発される迎撃ミサイルは、敵方ミサイルが発射された直後に撃ち落すことを想定していることから、パトリオット・ミサイルよりもかなり性能が高い。
この種のミサイルの開発は、アメリカがすでに着手している。また、このミサイル開発計画の報道について、日本政府は現在のところ公式の発表は何も行っていない。(翻訳/編集・BA)
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