中露は国境地帯の感染症予防・抑制強化を=王外交部長

CRI online    2020年4月15日(水) 18時0分

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王毅国務委員兼外交部長は14日、要請に応じてロシアのラブロフ外相と電話会談し、「中国とロシアは協力を行い、無秩序な人の流れを防ぎ、感染リスクを減らして、国境地帯の感染予防・抑制の取組みを強化していく必要がある」と述べました。 王外交部長はまた、「ロシア側は新型肺炎対策に関する大...

王毅国務委員兼外交部長は14日、要請に応じてロシアのラブロフ外相と電話会談し、「中国とロシアは協力を行い、無秩序な人の流れを防ぎ、感染リスクを減らして、国境地帯の感染予防・抑制の取組みを強化していく必要がある」と述べました。

 王外交部長はまた、「ロシア側は新型肺炎対策に関する大きなプレッシャーを受けている。その中で、中国からの支援物資の第1陣が首都モスクワに到着した。ロシアが発注した物資も順次輸送される。また、中国政府が派遣した医療専門家チームがロシアでの活動を続けている。中国はロシア側の対策を断固支持し続ける。この協力は必ずや両国関係の新たな中身になって、両国の全面的な戦略協力パートナー関係を新たなステップへと進めていくだろう」と示しました。

 これを受けて、ラブロフ外相は「両国は互いに支持し合い、新型コロナウイルス肺炎への対応の面で協力関係を保っている。これは両国関係の特殊性と戦略性を物語っている。ロシアは、感染症を政治化して他の国に責任転嫁するような、一部の国のやり方に反対する。感染症は国際秩序と世界経済に大きなダメージを与えるが、その中でロシアは中国との意思疎通を強化し、グローバルな課題に対応し、共通利益を保っていくことに期待する」と表しました。

 双方は国連事務やアフガニスタン問題などについても立場を調整し、意見を交わしました。(提供/CRI

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