Record China 2020年4月14日(火) 10時20分
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中国のACG情報サイトの動漫界は13日、「日本の漫画・アニメ産業全体が新型コロナウイルスの感染拡大により深刻な影響を受けている」とする記事を配信した。写真は成田空港。
中国のACG(アニメ、漫画、コンピューターゲーム)情報サイトの動漫界は13日、「日本の漫画・アニメ産業全体が新型コロナウイルスの感染拡大により深刻な影響を受けている」とする記事を配信した。
記事はまず、3月21日~24日に東京ビッグサイトで開催予定だったアニメイベント「AnimeJapan 2020」が新型コロナウイルス感染症の拡がりに伴い開催中止となったことを紹介。「東京国際アニメフェアとして2002年に始まった年1回のイベントで、年を追うごとに影響力が大きくなっていた。19回目となる予定だった今年の開催中止は、日本の漫画・アニメ産業の発展にとって損失となるだろう」と指摘した。
続いて、「AnimeJapanの開催中止だけではない」とし、「とある科学の超電磁砲T」「恋する小惑星」「A3!」「インフィニット・デンドログラム」「魔王学院の不適合者」「ツキウタ THE ANIMATION 2」など放送中または放送開始予定だったテレビアニメにも影響が及んでいることや、ドラえもんの最新映画「のび太の新恐竜」が3月6日の公開が見送られて8月まで延期されることなどを紹介した。
さらに、演出家、脚本家、アニメーターの平川哲生氏が4月6日、ツイッターに「アニメのアフレコが延期、無期限延期になる作品が増えてきました。声優さんを含め音響関係者の生活が心配です。収録が半年なくなったら、ほとんどの方が廃業となるでしょう」と投稿したことも取り上げた。
そして、「緊急事態宣言が出されたことで、アニメのアフレコ作業が停滞するのは必至だ。延期が無期限延期となる作品も多いだろう」と結んだ。(翻訳・編集/柳川)
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