CRI online 2020年4月12日(日) 11時30分
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4月11日、上海復旦大学付属の華山病院感染科部長で、上海市新型肺炎医療救助専門家グループ長を務める張文広教授が上海で人民日報の独占インタビューを受けました。その際、張教授は「感染症は感染が遮断されれば、コントロールできるものである。今の情況はとても複雑で、新型肺炎の世界中での感...
4月11日、上海復旦大学付属の華山病院感染科部長で、上海市新型肺炎医療救助専門家グループ長を務める張文広教授が上海で人民日報の独占インタビューを受けました。その際、張教授は「感染症は感染が遮断されれば、コントロールできるものである。今の情況はとても複雑で、新型肺炎の世界中での感染拡大がいつ終息するかは判断しにくい。中国国内の感染症の予防・抑制活動の効果は良好だが、リスクが存在しないということではない。海外からの渡航者がリスクそのものである」と指摘しました。
また、海外などで中国の病例数は少なく、データを隠ぺいしているといった噂について、張教授は「上海は今から2ヵ月前の2月9日から操業再開したが、多くの病例を隠ぺいしているならば、彼らは今どこにいるのか?また、武漢の封鎖解除をできるのだろうか」と反駁しました。また、現在話題になっている「集団免疫」については、「インフルエンザは毎年大規模に流行る病気だが、インフルエンザで集団免疫したということは聞いたことがない。翌年にやはりインフルエンザのワクチンを接種する必要がある。歴史上、いかなる感染症も集団免疫という手段で撲滅されることはなく、ワクチンこそが、『集団免疫』を実現させることができる。新型肺炎の死亡率はインフルエンザと比べて非常に高いので、一部の後発開発途上国では、その感染拡大防止などを徹底しなければ、数多くの死亡者が出てくると同時に、周辺地域へと蔓延する恐れがある」と強調しました。(提供/CRI)
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2020/4/11
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