防空識別圏めぐる豪の懸念、中国の駐豪大使が強く抗議―中国紙

Record China    2013年11月28日(木) 10時49分

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27日、中国の馬朝旭(マー・チャオシュー)駐オーストラリア大使は、豪外務省の責任者と緊急会談し、中国の防空識別圏に豪政府が懸念を表明したことについて抗議した。写真は馬朝旭大使。

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2013年11月27日、中国の馬朝旭(マー・チャオシュー)駐オーストラリア大使は、豪外務省の責任者と緊急会談し、中国の防空識別圏に豪政府が懸念を表明したことについて抗議した。馬大使は25日にも、豪政府に対して中国政府の立場を示し、豪政府の表明が間違っていると反論していた。人民日報(電子版)が伝えた。

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馬大使は会談で、「中国政府が防空識別圏を設定することは国際法と国際的慣例に合致した正当なものだ」とした上で、「目的は中国の国家主権と領土領空の安全を守り、飛行秩序を維持することだ。特定の国や標的に対するものではなく、豪政府の非難を中国側は完全に受け入れられない」と強く抗議した。

馬大使はまた、中国とオーストラリアの関係は発展に向けた重要な段階にあるとの認識を示した上で、豪政府に対し、「両国関係に溝を作らないためにも、領土主権争いにおいて中立を守り、中国の防空識別圏設定に対する非難をやめるべきだ」と求めた。(翻訳・編集/NY)

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