中国からマスク1600万枚購入したフランス、取りに行ったパイロットの感染分かり持ち帰れず―中国紙

Record China    2020年4月9日(木) 16時40分

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8日、環球時報は、中国から購入した大量のマスクを受け取るべく上海に到着したフランスの飛行機のパイロットが新型コロナウイルスに感染し、マスクを持ち帰れない事態になったと報じた。

2020年4月8日、環球時報によると、中国から購入した大量のマスクを受け取るべく上海に到着したフランスの飛行機のパイロットが新型コロナウイルスに感染していることが分かり、マスクを持ち帰れない事態になった。

記事は、ドイツRTLテレビのフランス語版サイトの7日付の報道を引用。フランスが中国から購入したマスク1600万枚を受け取るために上海に派遣された飛行機を操縦していたパイロット3人のうち1人に新型コロナウイルス検査で陽性反応が見られたため、即時隔離されたという。

この影響により、6日にフランスに到着予定だったマスクは上海からの離陸許可が出ないため、今なお現地から輸送できない状態に。中仏両国が現在、解決策を模索中だという。

記事は、このニュースがフランスのネットユーザーに大いに注目され、さまざまなコメントが寄せられていると紹介。あるユーザーは「見た瞬間は笑ってしまったが、やがて悲しくなってきた」、またあるユーザーは「われわれは全世界の笑い話になった」との感想を残したと伝えた。

さらに、「フランスの航空会社は自社の従業員にウイルス検査を実施する権利がない。かたや中国は到着するすべてのパイロットに対してシステマティックな検査を実施している」「もはやフランス政府には、われわれを中国に送って検査させてもらいたい」といった声も出たと紹介した。(翻訳・編集/川尻

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