新型コロナへの不安感、日本人は韓国人よりも強い?=韓国企業が調査

Record China    2020年5月20日(水) 20時20分

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19日、韓国・ニュース1は、新型コロナ禍における各国の不安感の高まり具合を比較した調査結果について報じた。写真は緊急事態宣言発令を受け、休業を知らせる飲食店の張り紙。

2020年5月19日、韓国・ニュース1は、新型コロナ禍における各国の不安感の高まり具合を比較した調査結果について報じた。記事は、「日本やインド、スペイン、イタリアは不安感が強まった一方、韓国、ドイツ、オランダは比較的和らいだ」と伝えている。

韓国のデロイトグループは、4月29日から3日間、世界13カ国の1万3000人を対象にアンケート調査を実施し、「前週よりも不安感を感じるか」を尋ねた。その結果、不安の度合いはインド(57%)、日本(20%)、スペインとイタリア(14%)の順に強かった。これにフランス(12%)、カナダ(11%)、英国(9%)、米国(8%)、豪州(2%)が続いた。数値が高いほど、「前週よりも不安を感じるか」との質問に「感じる」という答えた人が、「感じない」という答えた人よりも、より多いことを表している。

一方、ドイツ(マイナス21%)、韓国とオランダ(マイナス19%)、中国(マイナス1%)は、「感じない」が「感じる」よりも多いことが分かった。記事は「これらの国は、前週よりも、不安が和らいだと見ることができる」と伝えている。また、調査を行ったデロイトグループは、「ニューノーマルへの適用能力の高さや、経済活動が再開されたことへの期待感があるとみられる」と分析しているという。

これに、韓国のネットユーザーからは、「私は不安感が和らいではいない。外出する時も、携帯電話より、マスクを先に準備するようになった」「少しずつ沈静化してきたが、公式に終息が宣言されるまで注意が必要だ」「不安感が和らいだ結果が、梨泰院(イテウォン)ナイトクラブの集団感染ではなかったか?」「なぜ、こんなにもマスクをしない人が多いのかと思う。マスクを着けて外出して」などと、調査結果とは対照的に不安の声が多く上がっている。

その他、「完全に食い止めるのは難しく断続的に感染者が出ると思うが、政府が迅速に対処することを信じて、ワクチンができるまで我慢するしかない」と冷静に受け止めるコメントも寄せられている。(翻訳・編集/関)

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