外交部の趙立堅報道官は7日、北京での定例記者会見で、「中国は引き続き各側と共に疫病に立ち向かっていく」とする考えを示しました。

　報道によりますと、国連で最大かつ最も影響力のある発展途上国政治グループである「77カ国グループと中国」は3日、新型肺炎の感染をめぐる声明を発表し、国際社会が団結協力して共に感染による影響を削減するよう呼びかけました。

　これについて、趙報道官は、「声明は前向きなシグナルを発信した。これは国際社会へ疫病の渦中にある発展途上国の困難に注目してもらうことの助けとなる。また、発展途上国に対する物資、技術及びキャパシティ・ビルディング（途上国の能力構築）における支援を増やし、2030アジェンダの実行推進や多国主義と広汎な発展途上国の利益維持に有利になる」と示しました。（提供/CRI）