2013年11月25日、財経網によると、華字メディア・wallstreetcnは中国の高齢化問題について触れ、中国は20年後、現在の日本の人口ピラミッドの状況に酷似するが、日本と違って国民全体がまだ豊かになっておらず、人口に占める男性の割合が高いため、問題がより深刻化すると予測している。

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中国政府は先ごろ、一人っ子政策緩和の方針を明らかにし、夫婦どちらかが一人っ子の場合に2人目の出産を認める政策を発表した。これは、高齢化に伴う労働力不足や、少数の生産年齢人口によって多くの高齢者を扶養しなければならない問題に対処するためだとみられている。

ブルームバーグのエコノミスト、マイケル・マクドノー氏は「2030年の中国の人口ピラミッドは、現在の日本と非常に似ている」と指摘する。日本の高齢化問題は経済成長の停滞と社会問題を引き起こしてきたことで有名だが、日本は富裕国であるがゆえ、この問題を処理する能力を擁している。一方、中国も20年足らずのうちに日本と同様の状況を迎えるとみられているが、日本と同等の富裕程度に達するにはそれよりもはるかに長い年月がかかる。また、日本との大きな差は中国では男性の割合が極端に多いことで、これは中国にとって決して望ましいことではない。（翻訳・編集/HA）