Record China 2013年11月23日(土) 18時16分
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22日、韓国外国語大学の林大根教授はこのほど、「アジアの文化の中心は韓国にある」という盲目的な自信を韓国人が抱いているのは長年の劣等感によるものだと指摘した。写真は韓国ドラマ「冬のソナタ」のロケ地。
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2013年11月22日、韓流現象と中国文化を長年研究している韓国外国語大学の林大根教授はこのほど、ソウルで「韓流の歴史と現状―いかにして韓流を理解するか」と題した講義を行った。中国の新華日報が伝えた。
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林教授は世界的な韓流ブームが韓国人に盲目的な自信を抱かせたと指摘。「韓国人はアジアの文化の中心が韓国にあると思っている。同時に韓流が単一的な文化だと誤解している」とし、「われわれはこうした民族主義的観点から韓流を見るべきではない。この民族主義は劣等感によるものだと説明できる。第二次世界大戦終結後、貧しい韓国人は30年間劣等感を抱き続けていた。この社会心理は90年代初めの好景気になって少しは改善されたが、ここ数年の一部の韓国人による『偉人や伝統文化は韓国が起源』という主張は間違っている。これは劣等感から来るものだ」と説明した。
今年11月、韓国の人気K−POPグループ・SUPER JUNIOR(スーパージュニア)が英オックスフォード大学で特別講演を行い、現地で大歓迎を受けた。PSY(サイ)の「江南(カンナム)スタイル」は欧米で大ヒットし、韓流が代表するアジア文化が西洋で人気となった。
林教授は「韓流が東アジア文化の蛇口ならば、その水源は中国文化だ」と話す。「インドや西洋、北方民族、黄河文明など、さまざまな文化を吸収してきた中華文化こそが、東アジア文化の核心だ」と主張する教授は、「韓国の大衆文化は模倣することで成長した」として、模倣ばかりの現在の中国のテレビドラマやバラエティー番組も、「中国経済と同様に成長するはず」と語った。(翻訳・編集/本郷)
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