「一人っ子政策違反」のチャン・イーモウ監督、社会は激怒「不公平」「顔見せろ」―中国

Record China    2013年11月23日(土) 7時37分

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21日、「一人っ子政策違反」が報道されている中国のチャン・イーモウ監督に対し、一般社会から「顔を見せて自分で語れ」と説明を求める声が高まっている。

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2013年11月21日、「一人っ子政策違反」が報道されている中国のチャン・イーモウ(張芸謀)監督に対し、一般社会から「顔を見せて自分で語れ」と説明を求める声が高まっている。中国新聞網が伝えた。

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チャン監督に「一人っ子政策違反」が浮上したのは、今年5月のこと。今年3月、ある女優が「複数の子供がいる」と暴露したのが騒動の発端となった。中国メディアでは「最低でも7人の子持ち」と報道しており、もし本当であれば計画生育政策違反で罰金額は1億6000万元(約27億円)相当すると言われる。

この騒動については今年5月、現夫人とされる女性の本籍地・江蘇省の計画生育局が調査をスタート。ところがこの半年間、同局から成果の報告は一切聞かれず。さらに今月20日、同局では現夫人とされる女性の親族から情報が得られず、さらにチャン監督に対しては複数の映画会社を通じて連絡を試みたが、「回答がない」と発表。このままお蔵入りしそうな雰囲気の中、一般社会から不満と怒りの声が噴出している。

インターネット上で多く見られるのは、「チャン監督は最新作を撮影中で、芸能ニュースで報道しているじゃないか。ロケ先に行け」「有名人なら、どう考えても一般人より所在が見つけやすいはず」「連絡しても応じないとは、それが一般人なら法律違反で犯罪者になる。有名人は特別扱いか」というもの。さらに中国版ツイッターでは、“チャン・イーモウ捜し”として、見つけたら計画生育局に通報するよう、同局の電話番号を添えた拡散メッセージも登場。一般社会からは「不公平」だとして、監督自身が記者会見で語るよう求める声が高まっている。

計画生育局では今月20日、「違反があれば、その対象が誰であっても公平に扱い、該当法令に基づいて処分する」と発表している。しかし一般社会からは、この発表についても疑いの声が多いのが現状だ。(翻訳・編集/Mathilda

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