中国遼寧省撫順市にある単科大学の瀋陽工学院がこのほど、500万元（約7500万円）を投資してマスクの生産ラインを立ち上げたことが、中国のSNS上で注目されている。

中国の映像メディアの梨視頻が3月31日、中国版ツイッターの微博（ウェイボー）で伝えたところによると、1日当たり約6万枚を生産し、計1万7000人以上いる教職員と学生1人につき1日2枚を無料で配布している。

李康挙（リー・カンジュー）校長によると、配布に必要な数のマスクを市場から調達するのは難しいため、マスクの製造・包装・消毒に必要な設備を導入したという。

これについて、ウェイボー上では「これは神（かみ）学校か」「さすが工学院を名乗るだけのことはある」「このニュース、うちの校長に見させるにはどうすればいい」「よその学校がうらやましいシリーズ最新作」「すごいことだけど、品質は大丈夫か」などのコメントが寄せられていた。（翻訳・編集/柳川）