「中国に帰りたい」=新型コロナ恐れ逃亡犯が自首―カンボジア

Record China    2020年4月1日(水) 17時40分

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23日、環球網によると、カンボジアに逃亡していた中国の容疑者が「新型コロナウイルスで危ないので帰国して自首したい」と申し出た。

2020年3月23日、環球網によると、カンボジアに逃亡していた中国の容疑者が「新型コロナウイルスで危ないので帰国して自首したい」と申し出た。

浙江省温州市の龍湾国際空港に23日、ゴーグルとマスクを着用した黒い衣服の男が飛行機から降りると、現場で待機していた警察官によって警察車両に乗せられた。

この男は、同市に住む37歳の黄容疑者。昨年5月に虚偽の増値税インボイスを発行した疑いで警察から指名手配を受け、飛行機に乗ってカンボジアに逃亡した。その後も警察当局は国際電話をかけて黄容疑者の説得に当たってきたという。

黄容疑者は帰国を拒否し続けていたが、今年に入って新型コロナウイルスの感染が国外で拡大すると状況は一変。「国外は今大変なことになっていて、みんな日常生活や仕事ができなくなっている。自分も毎日パニックの中にあり、中国に戻って命を守りたい」と思うようになり、知り合いと話し合った結果、カンボジアとの国境管理所に「帰国後自首する」と連絡したという。

そして23日午後、飛行機で温州の空港に到着した黄容疑者は、身分照会と体温測定を経た後、待機していた警察官に連行された。黄容疑者は現在、現地で14日間の隔離措置を取られているという。(翻訳・編集/川尻

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