女性殴打事件の副局長に非難集中―福建省ジャン州市

Record China    2007年5月13日(日) 9時29分

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2007年5月11日、酒に酔ったジャン州市の安全生産監督管理局副局長が、先月女性を殴って怪我を負わせた事件の真相が明らかになった。すでに現地の規律検査委員会と公安部門が動き出しているという。

2007年5月11日、女性殴打事件を起こした福建省ジャン州市安全生産監督管理局副局長厳建国(イエン・ジエングオ)氏の当日の行動が明らかになった。

先月4月27日、視察のためジャン州市ジャン浦県を訪れた厳建国副局長は当日夜、ジャン浦県政府の接待でかなりの量の酒を飲んだという。厳副局長はその後、宿泊ホテルの廊下で出くわした女性を殴り怪我を負わせた。

厳副局長はエレベーター前で彼女とぶつかり、カッとなって殴ったと説明しているが、被害者女性は、厳副局長にしつこく絡まれた挙句に「いくら稼いだの?おじょうさん。」などと侮辱され、無視したら殴られたという。幸いにも事件の詳細が監視カメラによって記録されており、女性の主張が認められた。

事件発覚後、共産党幹部のあるまじき姿に世間の非難が集中。酒に酔って女性に暴力を振るったことも問題だが、視察先の地方政府に接待されて平然と飲み食いする行為にも問題があるとしている。

ジャン州市規律検査委員会と同市公安部門はすでに調査を開始、近々正式に立件するという。厳副局長は現在謹慎中である。(翻訳/編集本郷智子)

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