2013年11月17日、中国版ツイッターと呼ばれる微博（ウェイボー）のフォロワー数が人気のバロメータの一つになっているが、実際は“サクラ”が非常に多く、女優チャン・ツィイー（章子怡）の場合は本物のファンは2割未満だという。四川在線が伝えた。

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最近、微博に「一找照妖鏡」と呼ばれる機能が登場し話題に。これは一個人のアカウントを対象に、そのフォロワーについて本物か、または“サクラ”かを見極めることができるというもの。開発側によると、フォロワーの人数、1人のユーザーのコメント投稿数やコメント投稿時間の平均値、そして同社が持つ“偽アカウント”のデータバンクを駆使したもの。これによって、本物のファンか“サクラ”かが割り出せるという。

この機能にかけられたタレントのうち、チャン・ツィイーの本物のファンはわずかに17．32％。彼女の新恋人として話題のミュージシャン、ワン・フォン（汪峰）は22．62％だった。このほど結婚を発表した人気女優ヤン・ミー（楊冪）は、やや数字を上げて36．43％となっている。

フォロワー数が増えれば話題となり、知名度も上がるのが自然の流れ。このため“偽アカウント”を提供する業者も激増している。タレントを売り出す手段として利用される場合もあれば、熱狂的なファンが個人的に業者を利用し、こういった水増しを図る場合も多いという。

今回の数字についてヤン・ミーの事務所側は、「フォロワー数が人気を左右するかということは全く気にしていない」とコメント。「本物のファンが何人であっても、メッセージを心待ちにして読んでいる人は確実に存在する。それが大切だ」と語っている。（翻訳・編集/Mathilda）