「オッパ」や「キムパプ」が英語に、オックスフォード英語辞典が韓国語の26単語を採録=韓国ネット歓喜

Record China    2021年10月9日(土) 17時20分

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英国のオックスフォード英語辞典に、韓国語の単語が新たに追加されることが分かった。写真は韓国の焼き肉。

英国のオックスフォード英語辞典に、韓国語の単語が新たに追加されることが分かった。10月6日、韓国メディア・ハンギョレが報じた。

記事によると、オックスフォード大学出版局は最近、ウェブサイトにおいて同局が出版するオックスフォード英語辞典に26の韓国語を新たに採録することを発表。今回追加されるのは特に食品関連の単語が多く、「パンチャン(banchan、おかず)」は「伝統的な韓国料理で、白米と一緒に提供される野菜などの副食」、「キムパプ(kimbap、のり巻き)は「白米と他の食材を1枚ののりで巻き、食べやすい大きさに切った韓国料理」と説明されている。また、「プルコギ(bulgogi、焼き肉)」「カルビ(galbi)」「チャプチェ(japchae)」「サムギョプサル(samgyeopsal)」なども採録されるとのこと。

食品以外でも、「ハルリュ(hallyu、韓流)」は「音楽や映画、テレビ番組、ファッション、料理などの世界的な流行に代表される韓国と韓国の大衆文化に対する国際的な関心の高まり」と説明。「モクパン(mukbang)」は「大量の料理を食べながら視聴者と対話する人が出てくる映像」、「テバク(daebak)」は「英語のfantasticやamazingのように情熱的に肯定する時の感嘆詞」として紹介されたという。

また、海外に広まることで意味が変化した事例についても紹介されており、本来女性が年上の男性や兄を呼ぶ際に使用される「オッパ(oppa)」は、東南アジアにおいて魅力的な韓国人男性(特に有名な俳優や歌手)を指す言葉に変化し、本来女性が年上の女性や姉を指す「オンニ(unni)」は、韓国人女優や歌手を指す単語として使用されていると説明されている。

オックスフォード英語辞典のウェブサイトには、「K-POPやK-ドラマに代表される韓国の大衆文化の普及により、韓国スタイルはクールなものの見本となっており、われわれは韓流の波に乗っている」と記載されているという。

韓国のネットユーザーからは、「すごく感動的なニュース」「文化強国になろう。世宗大王も喜んでおられるはず」「こんなに小さい国なのにすごい」「暗い話題ばかりだったけど、このニュースを見てうれしくなった」など、喜びの声が相次いでいる。

このほか、「西洋の女性が『オッパ』という単語を使うのを見ると不思議な気分になる」「韓国の人口が減っているのが残念。もっと深刻に受け止めよう」「『キムチ』や『ドクト(独島)』も採録してほしい」などの意見も見られた。(翻訳・編集/丸山

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