中国でのビジネスを成功させる秘訣は「果物狩りには行くこと!」―米紙

Record China    2013年11月18日(月) 5時44分

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13日、米紙は「中国で犯した最大のミス」と題した記事を掲載した。資料写真。

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2013年11月15日、環球時報によると、米紙ニューヨーク・タイムズは13日付で「中国で犯した最大のミス」と題した記事を掲載した。

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中国に関するビジネス書では必ず良い人間関係を築くことの重要性が指摘されている。私自身もこのルールを中国でのビジネスにおける最上策とし、単刀直入なアメリカ的習慣を封印して、型通りのビジネストークは避け、故郷や学歴、趣味などの話をするようにしている。今では、中国のビジネスパートナーの心の内や希望なら手に取るようにわかる。

欧米でも女性への年齢や収入に関する質問はタブーだが、私は年齢は干支で、収入については控えめに答える方法を身に着けた。中国で百戦錬磨を重ねていくうちに、中国式人間関係を築くことが得意になったと自分では思っていた。中国人のビジネスパートナーに果物狩りに誘われたあの日までは。

その問題の「果物狩り」の前日の昼、私は中国の職業協会のメンバーを招いて食事をした。会話ははずみ、中米のビジネス習慣の違いも話題に上った。次の日、米国に帰国する準備をしていると、協会の代表者に果物狩りに誘われた。ただの社交辞令に過ぎないと考えた私は、帰国することを理由に誘いを断った。

数週間後、上海に戻ると、「君は大きなミスを犯した」と中国側のマネージャーに指摘された。それは私がこれまで中国で犯した最大のミスであると言ってもいい。誘いを断った私の態度は、「自分は非常に重要な人物であり、帰国予定を変更してまで誘いに応じる必要はない」と受け止められ、とても傲慢だと思われたのだった。

取り返しのつかない大失敗のツケを私は今も払い続けている。この事件以来、私には「傲慢でうぬぼれ屋」という悪評が付いて回っている。挽回に努めているが、先週も私に関する悪いうわさを耳にしたばかりだ。だから、私はここで忠告したい。「中国で果物狩りに誘われたら、何が何でも行くこと!」(翻訳・編集/XC)

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