栄養補給のためにサルをバーベキュー、「人の子どもじゃない?」近所住人が通報―台湾

Record China    2013年11月14日(木) 20時21分

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11日、台湾の台東市に住む男性が、寒さが本格的になる前に栄養をつけようとサルを調理していたところ、近所の住人から通報されてしまった。資料写真。

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2013年11月13日、中国新聞社によると、台湾の台東市に住む男性が、寒さが本格的になる前に栄養をつけようとサルを調理していたところ、近所の住人から通報されてしまった。

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男性は11日、自宅の前でサルを焼いて食べようとしていたが、毛が焼かれたサルはまるで人間の子どものように見え、近所の住民たちは「人間の子どもでは」と勘違いし、騒然となった。その直後、別の人が見て尻尾があるのに気づき「サルだろう」ということになったが、やはり警察に通報されるところとなった。

派出所から警官が駆けつけ事情を聴くと、サルは男性が近隣の山で見つけた時にはすでに死んでおり、滋養強壮によいのではないかと思って持ち帰ったのだと話した。また、男性は「これまで一度もサルを食べたことはない」とも話しているが、近所の住民も警察官も男性の話を信じておらず、口々に「気持ち悪い」と男性を非難したという。

男性が持ち帰ったサルはタイワンザルとみられ、野生動物保護法に違反した可能性があるとして送検された。保護動物を許可なく狩猟したり、と殺したりするなどで同法に違反すると6カ月以上5年以下の懲役ならびに20万台湾ドル(約67万円)以上100万台湾ドル(約337万円)以下の罰金が科されると、台東市警察の責任者は注意を促している。(翻訳・編集/岡田)

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