韓国高級ホテル、相次いで医療機関と提携=急増する医療観光客の獲得を狙う―韓国メディア

Record China    2013年11月14日(木) 23時4分

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12日、韓国紙・朝鮮日報(中国語版)は、韓国の高級ホテルが医療機関との提携を強化するケースが増加していると報じた。急増する医療目的の観光客獲得とともに、円安や日韓関係の悪化による日本人客の減少をカバーする狙いがあるという。資料写真。

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2013年11月12日、韓国紙・朝鮮日報(中国語版)は、韓国の高級ホテルが医療機関との提携を強化するケースが増加していると報じた。背景には、急増する医療を目的とした観光客の獲得とともに、円安や日韓関係の悪化による日本からの宿泊客の落ち込みをカバーする狙いがあるという。

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昨年11月、ソウル市江南区にある高級ホテル「ザ・リッツ・カールトン」の地下2階に、幹細胞治療センター「May Clinic」が開院した。また、ソウル市中区のミレニアム・ソウル・ヒルトンは今年7月、Severance医院健康検査センターと提携し、同センターで受診する患者に対する宿泊割引サービスなどの提供を開始した。

ロッテホテルは10月、医療機関7社と提携するとともに、会社定款に「医療観光業」を追加し、海外からの医療目的の宿泊客獲得に力を入れ始めている。同ホテルでは、医療機関を訪れた患者に対し、ホテルの宿泊費の割引や配車サービス、通訳サービスなどを提供し、宿泊客の獲得を狙っていくという。このほか、多くの高級ホテルでも医療機関との提携を進めており、中には手術後に通訳を帯同したショッピングサービスを提供するホテルもある。

韓国の高級ホテルが医療機関との提携を進める背景には、医療目的の外国人観光客の急増がある。2012年、医療観光のために韓国を訪れた外国人は15万9464人で、2011年に比べて30%以上増加しており、中国や東南アジア各国、ロシアからの観光客が大半を占める。また、ホテル側には円安や日韓関係の悪化に伴う日本人観光客激減をカバーする狙いもあるという。(翻訳・編集/HA)

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