北朝鮮の死刑対象宣言に韓国政府が警告―韓国メディア

Record China    2013年11月12日(火) 13時35分

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11日、韓国統一部の金義道報道官は、北朝鮮に対し「韓国国民を脅かす言動を直ちに止めるべきだ」と促した上で「北朝鮮が挑発行為を行うなら、韓国政府は断固として対処する」と警告した。写真は国境を守る北朝鮮兵士。

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2013年11月11日、韓国・聯合ニュースによると、韓国統一部の金義道(キム・ウィド)報道官は、北朝鮮に対し「韓国国民を脅かす言動を直ちに止めるべきだ」と促した上で「北朝鮮が挑発行為を行うなら、韓国政府は断固として対処する」と警告した。環球網が12日付で伝えた。

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両国が敵視し合う直接の原因となったのは、北朝鮮国家安全保衛部が北朝鮮に密入国した韓国の国家情報院職員を逮捕したとする7日付朝鮮中央通信の報道だ。これを受け、韓国統一部は「北朝鮮側の報道は事実無根」とした上で、逮捕したとする人物の身元を明らかにするよう北朝鮮側に求めた。韓国・聯合ニュースは「北朝鮮で逮捕された韓国人は中国遼寧省丹東市で布教活動に従事する牧師だ」と報道。韓国CBS(基督教放送)のサイトも「北朝鮮メディアは意図的に、韓国側が脱北者を手引きし、牧師を国家情報院のスパイだと報じている」と伝えた。

北朝鮮の朝鮮中央通信は8日、祖国平和統一委員会の談話として、「韓国の国家情報院、外務省、統一部は北朝鮮住民に対する誘拐、拉致行為を行っている嫌疑をかけられている」とした上で、「北朝鮮住民の拉致や人身売買、北朝鮮への誹謗中傷、北朝鮮の主権と住民の人権への侵犯を行う者はいかなる者であれ死刑の対象となる」と宣言した。(翻訳・編集/NY)

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