その名は「中国至憲党」、薄・元重慶市書記の支持者が新政党を設立―英メディア

Record China    2013年11月11日(月) 15時6分

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10日、英BBC中国語版サイトは、三中全会(中国共産党第十八期中央委員会第三回全体会議)開催を控えた6日、薄煕来元重慶市党委書記の支持者が「中国至憲党」を設立したと報じた。写真は薄煕来氏。

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2013年11月10日、英BBC中国語版サイトによると、三中全会(中国共産党第十八期中央委員会第三回全体会議)開催を控えた6日、薄煕来(ボー・シーライ)元重慶市党委書記の支持者が「中国至憲党」を設立した。

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同党の設立呼びかけ人で、北京経済管理幹部学院の王錚(ワン・ジョン)准教授は薄氏支持者として知られている。

王氏はロイター社の取材に応じ「至憲党の設立は合法的だ」とした上で、薄氏を「終身主席」としたことを表明。中国共産党およびその他8党派と全国人民代表大会などに速達で党設立を通告したこと、薄氏が収容されている“秦城監獄”を通じて同氏に伝えたことも明らかにした。

同党は、「共同富裕」を支持し憲法違反に反対する者によって組織された政党で、至高無上の権威である中華人民共和国憲法を守り、社会主義の建設を目指すものだと称している。

中国共産党は1949年に政権を握って以来、いかなる反対政党の設立も認めていない。ロイター社の「共産党が中国至憲党に手加減しないことは歴史が示している」という分析に対し、王氏は「我々は逮捕されることはないだろう」との見通しを示した。

王氏は昨年、全国人民代表大会の呉邦国(ウー・バングオ)前常務委員長に書簡を送り、当局による薄氏への対応に質問を提出するとともに、薄氏との合法的面会を求めていた。王氏は一貫して薄氏への裁判結果に疑念を示し、「同氏は党規約に違反したが、国の法律には違反していない」と述べてきた。

中国政府は今のところ公式コメントを出していない。(翻訳・編集/NY)

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