Record China 2013年11月10日(日) 8時40分
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6日、終わったばかりの10月には、中国の中部から東部にかけて濃い霧がしばしば発生した。人々の間では霧を恐れる気持ちが徐々に高まっている。写真は北京の電気街。
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2013年11月6日、終わったばかりの10月には、中国の中部から東部にかけて濃い霧がしばしば発生した。人々の間では霧を恐れる気持ちが徐々に高まっている。こうした感情面の変化だけでなく、微小粒子状物資(PM2.5)の問題を逆手に取ったビジネスのチャンスがたびたび訪れ、マスクが霧対策の必需品になったのに続き、最近では空気清浄機も新たな防御装置となっている。ある調査によれば、淘宝や京東などの電子商取引(eコマース)プラットフォームではマスクの取扱量が激増し、スーパーやドラッグストアでも売れ行きは好調だ。空気清浄機も人気があり、売り切れになった店もあるという。中国新聞網が伝えた。
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▽マスクの需要が増加、価格調整のメーカーも
淘宝がまとめた指数によると、今月5日午前10時現在、直近の7日間のPM2.5対応マスクの検索指数はその前の7日間を16.2%上回り、取引指数は同29.9%上昇した。京東商城で「PM2.5対応マスク」と検索して調べると、販売枚数が1000枚を超えた店舗が10店舗あった。
北京市の阜成門にあるスーパー・華聯生活超市では、マスクの棚はほとんど空で、販売員が売り切れを伝えていた。甘家口にあるドラッグストア・金象大薬房では、マスクは1種類しかないが、売り上げはまずまずだという。
上海市の代理業者によると、代理販売する3Mブランドのマスクは10月に価格調整が行われた。顧客サービス担当の陳(チェン)さんは、値上げ幅は小さくないと指摘し、具体的な値上げの理由は説明しなかった。
▽空気清浄機は価格高いが人気、家庭にも企業にも大勢の顧客
淘宝の指数をみると、空気清浄機は直近の7日間に淘宝での検索回数が前の7日間より36.4%増加し、取引件数も同25.0%増加した。
西城区のある電器製品販売店では、一番目立つ場所に空気清浄機が置かれている。非常に高額で、1000元(約1万6000円)から7000元(11万3000円)ほどするという。
価格は高いが、ある合弁電器ブランドの販売員の王(ワン)さんによると、今は2機種を除いて売り切れの状態で、家庭での購入も企業での購入もどちらも多いという。
▽PM2.5測定器、シェア狙うが消費者の人気は今ひとつ
ある調査によると、霧対策グッズ市場にPM2.5測定器が登場したが、全体として人気は今ひとつだ。
前出の電器製品販売店では、今後しばらくPM2.5測定器は販売しないという。eコマースプラットフォームをみると、いろいろな種類の測定器を扱うのは淘宝だけで、取引件数は少なく、0-5件が多く、販売量ランキングをみると、最も売れた製品は52個だったという。
京東商城には7機種があり、蘇寧電器のネット店舗・蘇寧易購では同製品はない。1号店では1機種しか取り扱っていない。(提供/人民網日本語版・翻訳/KS・編集/武藤)
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